凍てつく山形蔵王 熊野岳(1,841m)



氷化した雪に覆われた
熊野岳山頂の社


 
1月31日
 スキー場のロープウエイ山頂駅から、地蔵山を経て熊野岳を往復しました。所要時間は往路2:10、復路1:15でした。実は、前日、同じコースを歩く予定でしたが、地蔵山々頂まで来たところで急に風が強くなり、天
気が急変する兆しを感じて登頂を断念し、引き返しましたので、今日は再挑戦です。
 蔵王が位置する奥羽山脈は、標高はさほど高くないものの、冬の気象条件は厳しく、しかも急変しやすいので、フォーストビバークも可能な冬山の装備とあわせて、ホワイトアウトの状態になっても、出発点へ戻ることができるように、GPSを携行しました。
 出発時の気温はマイナス11度、積雪は2.5m、天候は高曇りで風は弱く、時々薄日が射す状況でした。
 地蔵山から熊野岳との鞍部を過ぎ、避難小屋へ向かう途中の登りで、急に風が強くなりました。しかも濃いガスに覆われて、視程は5m程度に落ち、ホワイトアウトの状態になりました。風速は20m/s程度で、体感温度はマイナス30度くらいまで低下しました。
 地図とコンパスで現在地を確認しながら、進む方向をコンパスに設定して慎重に進みました。避難小屋から先は、幅の広い平坦な尾根で、道迷いをしやすい地形ですが、携行した矢竹を要所々々に立てて、帰路の目印としました。
 ホワイトアウトの中、手探りをするような状態で、さがし求めてたどり着いた山頂の社は、氷化した厚い雪とエビのしっぽに覆われていました。
 山頂に着いてしばらくすると、ガスが薄くなり、風は相変わらず強いものの、視程は数十mとなり、予定通りに下山できました。



強風とホワイトアウトの中で
探し当てた山頂の社




地蔵山から熊野岳を望む

視認性抜群 矢竹の目印

自然にできた雪洞の中で、
強風を避けて一休み




強風で巻き上がる雪煙


道標に付いた
エビのしっぽ


地蔵山々頂



地蔵山へ樹氷帯を進む



地蔵山頂から熊野岳へ向かう



麓で見たナナカマドの実

 











熊野岳との鞍部から見た地蔵山