クマタカ


 


 2022~23年 (冬 16 )

 冷たい北風の中、最初にやってきたのは成鳥である。成鳥は尾羽を広げ、楕円を描きながら高度を下げて山腹を舞う。
 成鳥が去って数時間が経った時、高い空に幼鳥が現れた。と、思ったら、すぐにハイタカが絡んできた。幼鳥は鋭い爪を出して、本気で戦っているようだ。
 こんな時、成鳥であれば軽くあしらって、やり過ごす。しかし、幼鳥は経験が浅く、精一杯戦っているのであろう。
 ハイタカが去ってしばらくすると、今度はハイタカより小さな猛禽(もうきん) が近づいてきた。ツミと思われる小型の猛禽は、接近しただけで絡むことなく去っていった。
 幼鳥はこのような経験を重ねながらたくましく育って、1~2年先には親もとを離れるのであろう。頑張れ若鷹 ^^
 
 
 


成鳥







 
幼鳥 

① ハイタカが絡んできた



② 迎え撃つ若鷹 「頑張れ



③ 一旦やり過ごしたが、再び絡んでくる



④ ハイタカが去ってやれやれと思ったら、今度はツミ?か






  

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