クマタカ


 


 2020年 (春 7)

 クマタカは見かけによらず、「友好的で優しさも備えている」との説がある。ここの親子もその説が当てはまるようだ。
 この幼鳥は巣立って二年目、夏になれば三年目に入る。ところが、時折親元にやってきては、親から独立を促される場面が何度も見られる。
 ここの親子を見ていると、どこか人の世に重なるようで興味深い。
 
 
 


大きく育っても親に頼る右下の幼鳥に、一人立ちを厳しく促す左上の親鳥
親・「また来たの」 子・「エサが捕れず、腹減った~」



上の親は足を伸ばして爪を出し、激しく追い立てる
親・「あまえてはダメ」 子・「だって~」



右の親・「これからは一人で生きて行きなさい」 子・「うん」



別れる時、下の親は少し優しく
親・「分かりましたか」 
子・ここはとりあえず、「は~い」 と、言っておこう
などと、話をしているのでは・・・ 
数カ月前から、このような状況が何度も ^^;;



 


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