クマタカ・カワラヒワ


 2017年 晩秋の頃(その7)

 登山靴を履き、重い撮影機材を入れた大きなザックを背負い、三脚を携えて山を登る。吹く風は冷たいが、ひと汗かいた頃に撮影地へ到着。この地はV字渓谷の上部。ここにカメラを構えるのは、初めてである。
 カメラをセットして数時間。突然、樹林の陰からクマタカが現れた。距離は近い。ここぞとばかりに、はやる気持ちで連写に連写。クマタカは、色づいた森を背景に、ゆっくりと帆翔する。そしてUターン。森を背景にした写真2枚は、ノートリである。
 次に現れたのは、逆光の頭上間近。ファインダーからはみださないようにするのが、やっとこさの状況であった。



クマタカ












カワラヒワ





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