ハイタカ















 2017年 晩秋の頃 (その1)

 ある猛禽を期待して、奥深い山地を訪ねてみた。ここは初めてのところで視界が広がり、近くには樹林もある。開けた方向を主体に眺めていると、期待の猛禽は突然後ろからやってきて、すぐ前の樹林に飛び込んだ。それは一瞬のできごとで撮影できずに、残念無念。
 再び現れるのを待つが、やって来るのはハイタカばかり。ここは海岸から遠く離れた奥地であるが、渡りのルートであろうか。一直線に南へ向かうハイタカの数は、20羽を越えた。今回撮り損なった猛禽は次の出合いを期待して、また訪ねてみたい。


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