ヤマセミ・ミサゴ



ヤマセミ







 2017年 秋(その10)

 ヤマセミの新たな撮影地を探して数カ月。そうして、ようやくこの地に出会った。ここでの撮影は初めてのこと。期待をして、上流下流ともに見通しの良い川原でヤマセミを待つ。流れは澄み、対岸には背の高い自然の古木が林立していて、ヤマセミが好みそうな環境である。
 想定は、「ヤマセミが上流からやってきて対岸の木に止まる。そして、ダイビング。大きな魚をくわえ、水中からしぶきを上げて飛び出す」である。
 ところが、やって来たのは下流から。あわててカメラを向けるが、後姿を撮るのがやっとこさ。ヤマセミは対岸の木に止まることもなく、上流へ去った。
 ここは水面に出た岩や岸辺に倒木などもなくて、変化に乏しい所である。しかし、しばらくはこの地でのヤマセミの様子を観察してみたい。


ミサゴ

        高い枯れ木の上から、水中の魚を探す
                   


獲物は大きなウグイ(イダ)        
               




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