ク マ タ カ

 
2015年9月23日

 クマタカは木々の中に溶けこむようにして遠くに止まり、その姿を双眼鏡でようやく確認。風が吹き始めて上昇気流が起きると、勢いよく大空へ。クマタカは心地よさそうに、青空をゆっくり旋回。すると、サシバがやってきて上から下から波状的にけん制する。
 クマタカが近づいてくるのを期待して、静かに待つ。遠くへ去ってはまた現れることを繰り返すものの、近くを飛ぶことはなかった。
 ここには餌となる生き物がたくさんいて、豊かな自然が息づいているところである。数少ないクマタカがこの地で生き続けられるように、秘かに見守りたい。

 





 

サシバがけん制


 



 



 



 


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