サ シ バ


 




近くにできた、サシバのタカ柱

 
2014年10月7日

 この秋は、タカの渡りを初めて撮り続けている。毎年10月10日頃は、サシバが南へ渡る最盛期であり、その様子を見に出かけてみた。
 前日の午後、初めての観察地に到着して下調べ。幸いなことに、到着してすぐ我が国屈指の野鳥写真家Aさんにお会いでき、撮影場所や時間帯などを丁寧にお教えいただいた。
 この日は朝早く、前日お会いしたAさん挨拶をすると、すぐ横で撮影をするように勧めていただき、カメラやレンズの設定もして下さった。
 日が射し始めると、サシバの群れが次々にやって来て、上空を舞いながら南へ去っていく。前方にできたタカ柱を撮っていると、真上にもタカ柱。上空を見回しながら、息つく暇もないほどにシャッターを押し続ける。
 この日に通過した、タカの総数は900羽ほど。初めてお会いした著名なAさんに、鳥のことや撮影の方法を朝から夕方まで教えていただくという、記憶に残る秋の一日であった。


幼鳥(上)・成鳥(下)






Back