セキレイ・ヤマセミ


2013年2月10日

 早朝から昨日と同じ川原へ。野鳥の撮影は、自然の中にとけ込んで気配を消す「岩化け」「木化け」が究極ののスタイル。これは、ヤマメ釣りに熱中をしていた頃に学んだことである。
 この日はヤマセミの狩の一瞬を撮りたいと思い、シャッターボタンに人差し指を添えて待つ。すると、何と、何と、セグロセキレイがレンズに止まった。そしてシャッターに添えた人差し指へ。じーとしていると、セキレイはレンズと指を行ったり来たり。まさに「岩化け・木化け」の境地である。このままでは困るので、指に止まったセキレイに優しく声をかけるとすーっと飛び去り、やれやれである。
 春を思わせる日射しの中、ヤマセミの動きは活発で狩の成功率も高く、今までで最も満足したのどかな一日であった。



セグロセキレイ


キセキレイ


一度のダイビングで2匹をゲット



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