野鳥観察 A森
アカショウビン


  


  
獲物をくわえて得意げなポーズ                                                                   


2012年6月14日


 アカショウビンのさえずりは、きょろろろろ〜 きょろろろろ〜
 初夏の頃、山登りの途中で時折り聞く声である。
 その姿を見たいと思い続けて20年余り、ようやくその願いが叶った。

 遠くから、アカショウビンのさえずりが聞こえる森で待つ。声はだんだん近づいて、目の前に現れた。

 初めて見るアカショウビンは、思っていたより色が濃くて大きなくちばしである。
 
 木の枝から鋭い視線で見回していると思ったら、いきなり地面に突進してタッチアンドゴー。また近くの枝に。
 口には獲物をくわえていて、得意げに見える。

 アカショウビンは初夏の頃に日本へやってくる渡り鳥であるが、年中日本にいるヤマセミやカワセミの仲間であり、何となく親しみを感じる鳥である。 




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