野鳥観察 S山


サンコウチョウ
  


2012年6月1日

 野鳥の撮影は3年目。今シーズンから、撮影の対象をヤマセミ、カワセミからほかの鳥へと広げつつある。

 1月のコミミズクに始まり、タカの類やヤツガシラ、それにオオルリやキビタキ、ブッポウソウなど、など。

 そして今回は、初めてのサンコウチョウである。撮影場所を探しながら、カメラをセットした三脚を担いで山道を歩く。

 遠くからは「ツキヒーホシ、ホイホイホイ」とサンコウチョウのさえずりが聞こえる。
 自然林の古木がドームのように上空を覆っているところで足を止めると、何かが動いた。逆光に目を凝らすと長い尾。

 あわててカメラを構えるが、自動ではピントが合わずに手動で何とかとらえて連写に連写。

 サンコウチョウは尾が長く、飛ぶのは苦手であろうと思っていたがそうではなく、枝に止まって静止するのは、僅か2〜3秒。 止まっては飛び、止まっては飛びを繰り返す。あとで調べてみると、これは餌の羽虫を捕らえる行動のようだ。

 この日に見たのは♂だけであったが、初めてにしては会心の撮影であった。次の機会には、カップルの姿を捉えたいと思っている。



ヒヨドリ



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