野鳥観察 K海辺〜N海辺


小さな鷹 チョウゲンボウ

2012年2月24日

 最初に訪ねたのはK浜辺。ところが到着と同時に、立ち番をしていた野鳥の会の人から駐車場所や観察の指導を受ける。尋ねると、地元の人たちに迷惑をかける観察者の心ない立ち振るまいがあったようだ。

 地元の人たちの心情を考えると、この辺りでの観察は遠慮をした方が良さそうに思い、N海辺へフェリーで移動。

 N海辺は強い風に電線がうなり、立っていると時折ふらつく。風が弱くなるのを待って撮影を開始。
 それでも、チョウゲンボウはいつもの電柱ではなく、海岸から離れた風の弱い所で獲物を探している。

 田園では、時折ハイイロチュウヒの♂が、枯れ草の上をすれすれに飛ぶ。その飛び姿をファインダーで捉えるが、ピントの合う確率は格段に低い。

 ピントが合わないのは、自分の未熟であろうと思っていた。ところが調べてみると、ハイイロチュウヒの♂はピントが合いにくい体をしているようで、いわば自然のステルス性を備えているようだ。

 この日は、なぜかハイイロチュウヒの♀は現れなかった。次の機会には、雌雄双方をカメラに納めたい。

白い鷹 ハイイロチュウヒの♂

ト  ビ


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