野鳥観察 A山麓 


コミミズク 目の上に小さな耳?
外耳状の羽毛(羽角)が、ちょこっと見える






2012年2月3日

 朝の気温はマイナス10℃。この冬一番の冷え込みである。
冷たい北風の中、カメラを構えてコミミズクを待つ。

 しばらくすると、コミミズクがやってきた。雪の草原を西に東に舞いながら、ネズミを探している。
 突然急降下。ネズミを捕まえたのか、雪の原に体を沈めるようにしてあたりを警戒。

 すかさずカラスがやってきて、ちょっかいを。
 コミミズクは、鋭い目でカラスを睨み返す。
 しかし、カラスは右から左から攻撃を繰り返す。

 たまらず、コミミズクはネズミを掴んで上空へ。
 カラスは間髪を入れず、後を追う。
 カラスはもう一羽が参戦して挟みうちに。

 コミミズクは観念をしたかようにネズミを放し、ネズミは草原の谷間へ。カラスもネズミを追って、谷間へ消えた。

 しばらくすると、ネズミが落ちた谷間からひょっこりキツネが。
 ネズミを食べたのは、果たしてカラスかキツネか???。
 
 気温は終日氷点下の寒い中、厳しい自然界のドラマを目にした一日であった。

獲物に狙いを定めるようにホバリング 足には羽毛が





コミミズク同士の縄張り争いか?



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