野鳥の観察 福岡県 K川


カワセミ


2011年12月28

 野鳥の撮影は、七か月ぶり。間があきすぎて、カメラの設定方法を忘れてしまった。このため、前夜はマニュアルを見ながらリハーサルを行った。

 日の出前の気温は−2℃。川原は真っ白な霜が降りている。久しぶりの撮影にうきうきしながらカメラをセット。

 静かな川面に水蒸気が立ちのぼる中、最初にやってきたのはセキレイやイソシギある。その内に小鳥はいなくなり、期待のカワセミもいっこうに姿を見せないまま1時間が経過。

 その時、目の前をハイタカが真横に飛んだ。小鳥たちがいなくなったのは、ハイタカが近くにいたからであろう。

 カワセミは、お昼を過ぎてもやってこない。川の中には、カワセミの餌となるオイカワ(ハヤ)がたくさん見えるのだが・・・。
 この付近のカワセミはいなくなったのか、それともハイタカが近くにいるのか、などなどと思いを巡らせながらじっと待つ。

 そろそろ撤収か、と思い始めた時、チィーという声とともにカワセミがやってきた。高ぶる気持ちで連写に連写。
 カワセミが現れたのは、何とカメラをセットして7時間後。我ながら良く辛抱をしたものである。


魚をくわえて止まり木へ





泳ぐオイカワ(ハヤ)


セグロセキレイ


キセキレイ


コサギ


アオサギ


イソシギ



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