野鳥観察 YK川 熊本県


ヤマセミ

 

2011年2月25日

 脊梁の山に登ったついでに野鳥の観察へ。目当てはヤマセミである。
 昨年見つけた観察ポイントに行ってみると、重機がうなりを上げて工事中。がっかりして、上流や下流へ移動をしながら観察できそうな場所を探す。一時間余り探して、ようやく崖下に観察できそうな場所を見つけた。

 カメラをセットして待つが、繰り返しやって来るのはカラスだけ。ここはダメかと諦めかけた時、カラスの姿が消え、遠くでかすかにヤマセミの声。声はだんだん近づき、対岸の枯れ木に止まった。久しぶりに見るヤマセミに高揚しながら連写・連写。

 ヤマセミが去った後、今度はカワセミもやって来た。しかし、かなり遠い対岸の岸辺。何とか写真に収めたところで、遠くからカモの声。
 双眼鏡で探すと、カモに混じってオシドリの影。しかし、光りは逆で距離も遠く、レンズの限界を超えている。ダメを承知でカメラに収め、液晶画面で拡大してみると、何とかオシドリと分かる姿が写っている。

 オシドリに夢中になっていると、突然頭上からヤマセミの声。見上げると、カメラの真上4mほどのところに止まっている。
 チャンスとばかりにそーっとカメラを動かし始めたところで気づかれたのか、ヤマセミは鋭い声を発して飛び去った。

 カラスガいなくなってからは、ヤマセミやカワセミが繰り返しやってくる。
 しかし、彼女らのお気に入りの止まり木は遠く、次の機会にはもう少し近い距離で撮影できる場所を探してみたい。

遠くに現れたオシドリ


カワセミ


カルガモ


上流へ向かうカワウの編隊


カイツブリ♀


カイツブリ♂


アオサギ


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