野鳥観察 朝倉市K川 福岡県





雪が舞う中のカワミ 

 

2011年1月31日

 今日の期待はカワセミと雪のコラボ。
 立春が近くなり、雪が降るのはこの冬最後ではなかろうかと思い、急いで川原へ。

 雪が舞う中、いつものところでカワセミを待つ。すると、やや距離はあるのの、雪が積んだオナモミの先にカワセミがやって来た。
 期待どおりのシャッターチャンスに、連写に連写である。それでもカワセミは、オナモミに止まったまま。

 そこで、以前、師匠から教わった降る雪のトレースを撮ってみたいと思い、シャッタースピードを1/100sec以下にまでに変えながら試してみる。
 その結果、糸を引くような雪のトレースを捉えることはできたものの、背景がかなり鮮明に写り込んでしまった。撮影ポイントの選び方や背景の見極めなど、撮影技術はまだまだ未熟で、反省点は多い。

 ここに掲載したオナモミに止まるカワセミの写真は、背景がぼやけた早いシャッタースピードのものを選んだ。その結果、降る雪は静止した状態で写っている。

 この冬の大きなテーマであった、カワセミと雪のコラボには、これまでに何度も挑んできた。しかし、カワセミを待つ間に雪が融けてしまうなど、失敗の連続であった。

 そして今回、写真の出来としては物足りないながらも、念願のそれらしい写真を撮ることができて、ちょっぴり嬉しく思っている。

 次の課題は、カワセミのダイビング。着水と離水の鮮明な写真を撮りたいと思っている。イメージは、水しぶきが上がる中で魚をくわえたカワセミである。
 この難題に向かって、これから先も修行は続く。
 
    


Back