野鳥観察 朝倉市K川 福岡県


獲物を捕らえて止まり木へ


縄張りの境界にある止まり木
上は♀下は♂



2011年1月7日

 野鳥の撮影は五日ぶり。日の出前、川原の気温はマイナス3度とこの冬一番の冷え込みである。
 一帯には濃い川霧が立ちこめ、撮影ができるようになったのは9時を過ぎてから。

 カメラをセットすると、カワセミが入れ替わりやってくる。師匠の話では、このポイントは縄張りの境界で、♂♀両方を見ることができるそうである。

 やってくるカワセミを見ていると、♀は気が強いらしく境界を越えて行き来をしているようである。しかし、下流からやってくる♂は律儀というか気が弱いのか、境界を越えることなくすぐにUターンする。

 この時期のカワセミは縄張り意識が強いようで、侵入してきたカワセミに対しては、激しく追っ払う姿を見ることがある。
 ところが、この日の様子は少し違っていた。境界線上にある止まり木に、♂と♀とが一緒に止まったのである。

 寒い日が続く中、遠い春を待ちきれずに早くもカップリングの練習であろうか。




葦に止まって獲物を狙う鋭い眼光

 

アオサギ

 ツグミ 


クイナ


モズ


チュウサギ

 ジョウビタキ

 


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