カワセミウオッチング 佐田川 福岡県

 


2010年4月6日

 カワセミの撮影はひと月ぶり。川原の草は伸び、写真の背景に期待している菜の花は盛を過ぎて、川の雰
囲気は大きく変わっている。

 この日、カメラを構えたいと思っていたポイントには、すでにお二方が撮影中。邪魔にならないように、50
mほど離れたところにカメラをセット。

 しかし、期待のカワセミはいっこうに現れず、不思議に思っているところに師匠のTさんが来られて、最近カ
ワセミがやってくるのは、お二方が撮影中のところとのこと。
 このひと月の間に縄張りが固定されたそうで、カワセミの行動パターンが変わってしまったようだ。

 お二方の撮影が終わるのを待って、撮影ポイントを譲っていただいた。
 すると、間もなくカワセミがやってきた。雌と雄が時に鳴き交わしながらやってくる。

 この日の目的は、師匠Aさんのサイトで見たダイビングの瞬間を撮ること。

 彼女らがダイビングするところをカメラで繰り返し追うが、すべて失敗。
飛びたちの瞬間から、着水地点を予測しながらカメラを振るが、全く捉えることができずにあきらめかけてい
た時、偶然、着水地点とレンズの方向が一致した。

 着水の瞬間をカメラで捉えるのは至難の技。師匠の腕前には感服するばかりであるが、練習を重ねて少
しでも近づきたい思っている。

アオジ

アオサギ


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