貫山(711.6m) 福岡県


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山頂


上貫から見た貫山


写真1 今回の登山口の手前にある鳥居と
貫権現への参道



タヌキの足跡


2009年12月21日

 北九州市小倉南区の上貫から、山頂を往復した。距離は5.1km、所要時間は3:25であった。

 貫山は南の平尾台から見るとたおやかな山容であるが、その姿が最も美しく見えるのは北方向、貫方面からである。貫から見る貫山はきれいな三角錐。

 その美しい姿に惹かれて、上貫集落の先にある登山口から歩くことにした。駐車場ななく、写真1の鳥居のところに車2〜4台ほどの駐車スペースがある。登山口は鳥居のすぐ先で、目印は数体のタヌキの置物と「貫山権現参拝道」と刻まれた大きな石碑がある所である。写真2

 登山道は神社の参道と重なっていて、蛇行する林道から分かれて谷沿いを直線状に登る。しばらく登ると、先ほどの林道に出会い、その先で舗装された林道貫山線に出る。写真3。 ここには、貫山への道標がある。

 貫林道を西へ80mほど進んだところに道標があり、登山道はそこから南西へ分岐する。写真4

 登山道は、人工林の中を通っていて眺望はないが、しばらく登ると窓のように切り開かれたところがあって、そこからは足立山から響灘にかけての風景がが良く見え、一休みするのにちょうど良い。

 このあたりから、雪が林床を白く覆うようになり、雪の上にはノウサギやタヌキ、キジなどの真新しい足跡があって、彼らの息づかいが聞こえてくるようだ。

 傾斜が緩み、ササ原を抜けると山頂である。山頂は雪が薄く残り、東には周防灘が広がって、行き交う船や北九州空港が良く見える。山頂ではゆっくり景色を眺めて、往路を引き返した。

写真2 今回の登山口 写真上・鳥居のすぐ先


キジの足跡


ノウサギの足跡


ミヤマシキミ


フユイチゴ


写真3 林道の支線から林道貫山線に出たところ
登山道へは
の30mほど先で分岐
 
 
咲き始めたヤブツバキ

 

ヤブコウジ


写真4 林道貫山線から登山道への分岐点


貫山から見た足立山


ハナミョウガ

  


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