大金峰 おおがねみね(1395.9m)〜小金峰 こがねみね(1377m) 熊本県

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大金峰山頂


小金峰山頂


西の岩 林道の分岐点にある道標


2009年11月12日

 八代市泉町西の岩集落から、基幹林道福根線が南に延びている。その林道沿いにある登山口から、標記2座を往復した。距離は10.1km、所要時間は4:35であった。

 車で、二本杉峠の南側から市道を西の岩へ向かう。大金峰への二本杉登山口の前を通り、西の岩へ下る。西の岩集落に林道の起点があり、そこから林道を南方向へ8kmほど進んだところが登山口である。登山口には、数台分の駐車スペースと自然歩道の標識がある。

 登山口から尾根を北へ向かう。登山道は、良く保全されていて歩きやすい。しばらく登ると、大金峰と小金峰を結ぶ稜線に出る。そこから、稜線を西へ、大金峰へ向かう。小さなアップダウンはあるが、緩やかな登りである。

 山頂の西まで進むと、二本杉登山口からのルートと出会う。そこからはひと登りで大金峰の頂きに着く。この頂きに立つのは、17年ぶり二度目で、その時の登山口は、二本杉であった。頂は樹林に囲まれ、眺望は得られない。

 大金峰から往路を引き返して、小金峰へ向かう。先ほどの分岐点を過ぎると、小さなカラマツ林の中を通る。カラマツの葉は黄色く色づき、頭上から針の様な葉がぱらぱらと落ちてきて、地面は黄色くなっている。

 なおも進むと、小金峰と朴木方面への分岐点に着く。そこから、道標にそって小金峰へ向かう。シャクナゲの木を左右に見ながら急坂をしばらく登ると小金峰の山頂である。

 山頂からは川辺川を挟んでウードヤ山が近くに見え、その先には国見岳から烏帽子岳、白鳥山にかけての稜線が見える。
 しばらく展望を楽しんだ後、往路を引き返して登山口に戻った。



登山口 


大金峰、小金峰の分岐点


カエデ


ブナの大木


雲がかかる白鳥山方面の稜線

 
八代海の先に聳える平成新山


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