烏帽子岳(1692.2m)〜五勇山(1662m)〜小国見岳(1708m)〜国見岳(1738.8m) 熊本県 |
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経路概念図 クリックで拡大![]() |
![]() 烏帽子岳からの眺め |
![]() 烏帽子岳直下の紅葉 |
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![]() 自然林の紅葉 |
2009年10月23日 登八代市泉町樅木の五勇谷登山口から、標記4座を周回した。距離は13.7km、所要時間は7:20であった。 八代市泉町樅木から車で樅木林道を進み、五勇谷橋手前の登山口へ向かう。烏帽子岳への登山口は、五勇谷橋の手前にあるゲートのさらに手前150mほどのところで、写真の道標がある。 登山道は、全体を通して明瞭であり、要所には、今年5月に泉・五家荘登山道整備プロジェクトの皆さんによって設置された道標があって分かりやすい。烏帽子岳への登りでは、スズタケが登山道を覆っているところもあるが、大きな支障はない 中腹を過ぎるあたりから紅葉が現れ始め、カエデが鮮やかに色づいている。烏帽子岳の山頂が近づくとシャクナゲの大きな群落が現れる。シャクナゲのつぼみは全体的に見ると少ないが、木によってはたくさん着いている。来年のシャクナゲの花は、大きな期待はできそうにないが、ほどほどには楽しめそうだ。 烏帽子岳の山頂から見ると、椎葉越へ連なる尾根が錦に染まり、その先遠くには韓国岳から高千穂峰にかけての霧島連山が、霞に淡く浮かんでいる。 烏帽子岳から五勇山へ向かう。このページにリンクしている経路図の五勇山の位置は、標高点に近いルート上の最高所をGPSに記録したものである。 五勇山の標高点の位置は、登山道から北へ15mほど入った林の中にあり、先月その位置を確認したところである。 五勇山の山頂標識は、標高点の位置から150mほど先で、崖の上にある。崖のそばには岩があり、以前は岩からの展望が良かったそうである。しかし、今では崖下から枝を伸ばしたミズナラの木に遮られて、風景は葉っぱ越にちらほらと。 ミズナラの枝がなければ紅葉の素晴らしい展望が広がるはずであるが、これはいたし方のないこと。 五勇山から稜線を国見岳へ向かう。稜線のブナは黄色く色づきはじめ、大木の疎林では、カエデやシロモジが淡く色づき、これもまた風情があって良いものだ。 国見岳への縦走路の分岐点から、写真の道標にそって小国見岳へ向かう。分岐からひと登りで小国見岳の頂きに着く。頂きからは、先ほど登った烏帽子岳が色鮮やかに染まっている。 小国見岳から縦走路まで引き返して、国見岳へ向かう。国見岳の頂からは、東に霧立越の稜線が、そして北には根子岳や高岳など阿蘇の五岳が横たわって見える。 国見岳からは、南西に延びる尾根を下って出発地点に戻った。 |
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![]() 烏帽子岳登山口の道標 |
![]() ガマズミの実 |
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![]() 烏帽子岳への登り 途中にあるスズタケのトンネル |
![]() 烏帽子岳山頂 |
![]() ウリハカエデの落ち葉 |
![]() ブナの黄葉 |
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![]() 泉・五家荘登山道整備プロジェクト によって今年5月に設置された道標 |
![]() 小国見岳山頂 |
![]() カエデの古木 |
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![]() 国見岳山頂 |
![]() 五勇山山頂 |
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![]() ナギナタコウジュ |
![]() シャクナゲのつぼみ |
![]() 小国見岳から望む |
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![]() ツタウルシの紅葉 |
![]() ドウダンツツジ |
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![]() ブナ林の淡い紅葉 |
![]() 国見岳から見た霧立越 |
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