一目山 ひとめやま(1287.4m)〜ミソコブシ(1299.6m)〜涌蓋山(1499.5m)  大分県


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一目山から見た涌蓋山


南に横たわる阿蘇の五岳


   2009年9月10日

 久住スキー場近くの登山口から一目山、ミソコブシを経て山頂へ。帰りは筋湯温泉へ周回した。 距離は12.9km、所要時間は5:05であった。

 今日のめあては、ススキの穂波とリンドウの花。空は雲一つない、絶好の山日和。
 出発をしてすぐ、一目山への登りにかかる。道筋にはハギやママコナが咲いている。
 山頂に着くと、南には雄大な阿蘇の五岳が横たわり、北には遠く、これから向かう涌蓋山が見える。

 一目山から下ってミソコブシへ向かう。道沿いでは、初々しいススキの穂が爽やかな風に揺れている。

 ミソコブシを過ぎ、涌蓋山への登りにかかる。足もとには薄紫のマツムシソウが連なるように咲き、女岳に着くと、涌蓋山の頂が目の前に迫る。
 小石が露出する登山道の横には、盛りは過ぎているもののイヨフウロがたくさん咲いている。

 山頂に着くと、マツムシソウがたくさん咲いていて、近くには咲き始めたリンドウもちらほらと見える。リンドウの見頃は、もう少し先になりそうだ。

 山頂からの眺めは素晴らしく、東には久住の峰々が連なり、中央には硫黄山の白い煙が立ちのぼっている。

 山頂から往路を引き返し、途中から疥癬湯(ひぜんゆ)へ向かう。牧場の端を通り、ササ原を下る。登山道沿いのササは刈り払われていて歩きやすい。

 この日の最低部になる玖珠川の橋を渡ると疥癬湯である。ここから車道を歩いて筋湯へ向かう。筋湯の温泉街は、小さな道が幾つもあって分かりづらく、地図を見ながら進む。

 温泉街の先で、始めて見るナンバンハコベに出会う。名前は外国風であるが、日本古来の植物とのこと。おしべや花びらは、酔っぱらっているようで、なんとも面白い花姿。

 道はやがて県道40号線に出る。地熱発電所の横を通り、緩やかな傾斜の舗装道路を進んで出発地点に戻った。
三角点 

一目山


ミソコブシ


涌蓋山


ススキの穂波

 
リンドウ


イブキトラノオ

 

イナカギク


イヨフウロ


アキノキリンソウ


サイヨウシャジン



ナガミノツルキケマン


ミヤコグサ


ママコナ


クサフジ


白色クサフジ


ワレモコウ


イナゴが遊ぶマツムシソウ


マツムシソウ


アキアカネ


ヒナヒゴタイ

 

ナンバンハコベ


ゲンノショウコ

 



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