清水山(1077.2m) 大分県


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山頂


フシグロセンノウ


2009年9月8日

 竹田市旧久住町板切集落の西から林道を車で進み、途中から歩いて山頂を往復した。
距離は6.0km、所要時間は3:05であった。

 県道669号線にある地図のA地点で、林道が北西方向へ分岐する。分岐点には写真のフラワーヴァレーの看板があり、その看板のところから林道をP地点まで車で進み駐車する。A〜Pまでは1.8kmほど。そこは、かなり余裕のある離合場所で、他車の離合に支障がないよう
に停める。

 駐車地点から、200mほど進むと林道が分岐しており、左へ進む。しばらく進むと、スギの倒木が林道を覆い、その先は規模の大きい土石流の跡である。

 土石流の跡を慎重に乗り越え、先へ進む。やがてゲートが現れるが、その横を通り抜けなおも進むと、林道は登図のF地点で分岐する。 その分岐を左へ進むと、間もなく登山道の取りつき地点に着く。取りつき点に道標はなく、写真の目印を見落とさないことが肝要だ。

 取りつき地点から森の中へ入る。踏み跡は極めて薄く、無いに等しいようなところが多い。
 目印は続いており、その目印を確認しながら、大きな溶岩が積み重なる複雑な地形の中を登る。見通しは利かず、地形図には表現されていない溶岩の起伏に富んだ地形は富士山麓の樹海のようである。
 私たちの読図力では、地図とコンパスによる現在位置の確認は困難で、目印とGPSを頼りに登る。
 進行方向は、複雑な地形の中で目まぐるしく変わり、そのつど目印を慎重に確認しながら進んでいると山頂に着いた。取りつき地点から山頂までの距離は1.0km、所要時間は0:50であった。

 山頂は樹林の中で眺望はないが、木の葉越しに大船山の頂がわずかに見える。山頂で一休みして往路を引き返した。


 
キツリフネ


県道からの分岐点 地図A地点


林道分岐点 地図B地点

 
ヒゴタイ

 
ゲンノショウコ


白花ゲンノショウコ


林道をふさぐ土石流の端 地図D地点


林道を横切る土石流の中心 地図D地点

 
アキチョウジ


サイヨウシャジン

 
 
林道のゲート 地図E地点

 
ゲートと登山道取りつき
地点の中間あたり


 
ホトトギス

 
ハギ


林道の分岐 右端は大岩 地図F地点


ミズヒキ

 
地面に落ちていたどんぐり


アケビ 10月には熟れる

 

登山道取りつき地点 地図G地点


ヨツバハギ

 
アオツヅラフジ


オニノダケ

大きな溶岩が積み重なる登山道


苔むした登山道の溶岩


繰り返し伐られながらも大木
にまで育ったナラの木



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