俵山(1094.9m) 熊本県

 
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山頂


山頂からの眺望
 

ヒメノボタン
 





2009年8月26日

 県道28号線沿い、西原村の直売施設「萌の里」の横にある山口から山頂へ。帰りは、山頂から南西に延びる登山道から林道、牧野道を歩いて出発地点に戻った。距離は13.0km、所要時間は6:05であった。

 登山口から膝まで伸びた夏草の中を歩く。踏み跡は夏草に覆われているが明瞭だ。途中では、ピンクのヒメノボタンがあちらこちらに咲き、秋が近いことを伝えているようだ。
 山腹から尾根に出て、尾根筋を登る。登山道沿いには、サイヨウシャジンやオミナエシが次々に咲いている。

 しばらく登ると林道に出会う。林道を左、北東方向へ進む。林道を道なりに進み、林道が南方向へ大きくカーブした先で林道と分かれ、登山道に入る。この地点は、林道に出会ってから約900mのところで、分岐点には俵山方向を示す道標がある。

 分岐点から、山腹をしばらく登ると尾根に出る。登山道は明瞭で、尾根筋を進む。植林帯を抜け、草原を一登りすると山頂である。

 山頂では、マツムシソウがあちらこちらに咲き、ススキの穂も出始めている。北東には阿蘇山が間近に見え、西には遠く、雲仙・平成新山の山影も見える。

 山頂で一休みして、西へ下る。西へ向かう登山道には道標がないので、地図とコンパスで進行方向を確認する。山頂付近の踏み跡は薄いが、次第にはっきりしてくる。しばらく下ると林道に出会い、そこからは林道を下る。

 一昨年歩いたときは、蛇行する林道をショートカットする作業道を見つけて下ったが、今回はその作業道を見つけることができずに林道を下る。途中には、林道が道幅半分ほど崩落しているところがあって、注意を喚起する看板もある。

 林道はやがて高圧線の下を通りそのまま下ると、牧野の上部に出る。そこからは車も通る牧野道を下る。しばらく下ったところで高圧線の下を通るところがあり、ここは下りのルートで三回めに高圧線の下を通るところである。そのすぐそばで高圧線の巡視路が分岐している。数年前はこの巡視路を下ったが、今回は牧野道をそのまま下る。

 巡視路の分岐から600mのところで、放牧用のゲートに着く。ゲートは開閉式で、開けたあとは牛が逃げないように確実に閉めて、さらに下る。牧野道はやがて県道に出会い、県道を400mほど歩いて登山口に戻った。

下山時に歩いた林道と牧野道の距離は7.4km、所要時間は2:20であった。
 

マツムシソウ


オミナエシ


ギボウシ


オニユリ

 

ユウスゲ


サイヨウシャジン


イナカギク


ミズヒキ

 

ホソバノシュロソウ


サルトリイバラの実


ヤマハハコ


シモツケ

 

キリシマヒゴタイ


ホトトギス


ヒヨドリバナ


アソノコギリソウ


牧場の和牛たち


ゲンノショウコ


コウリゾナ

 
 
カワラツメケイ


コスモス


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