大行寺山(957.4m) 熊本県



どこまでも続く石段

 
登山口

 
山頂

 

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 2009年8月17日

  美里町坂本にある、釈迦院への参道を歩いて山頂を往復した。距離は7.5km、所要時間は4:00であった。

 参道は日本一の石段で、その数は3333段。この階段を登るのは20年振り、2度目である。

 参道近くの町営駐車場から歩き始め、最初の一段を思い出深く登る。左右のスギは大きくなり、参道を覆って日陰をつくっているが、500段を過ぎる頃から汗が噴き出し、衣服は水をかぶったように濡れてくる。

 石の階段は、百段ごとに数字が示されていて、数字が順調に増えていく。中間地点の千5百段を過ぎる頃から足の疲れを覚えるが、自分たちのペースで休まず急がずゆっくり上る。

 3333段を登りきって展望台に上がると、広がる熊本の平野はぼんやり霞んでいて、眺望は今ひとつ。一息入れて山頂を目指す。

 石畳の参道を進み、途中から分岐する登山道へ入る。分岐点には、白い手すりがあってすぐに分かる。道沿いには、ホトトギスが咲き、ハギも咲き始めいてる。

 登山道は尾根に出て、尾根筋を進む。登山道は明瞭であるが、灌木の枝が登山道に張り出していて歩きづらく、ハゼやウルシなどもあるので肌に触れないように注意が必要だ。

 小さく下って登り返すと山頂である。山頂は樹木に囲まれていて、枝越に遠景が少し見える。山頂には展望台もあるが、階段が傷んで上がることはできず、しばらく休んでから往路を引き返した。
 
ホトトギス

 
キンミズヒキ

 
ハギ

 
モモの実

 
アキノタムラソウ

  
キツネノマゴ
 
ツユクサ

 
ツリフネソウ

 
ダイコンソウ

 
ママコナ

 
ミズヒキ

 
ヤブミョウガ

 
ミズタマソウ

 
ヤブハギ


駐車場に咲いていたユリ


ヒヨドリソウ

 
 
ガマズミの実

 
エダナナフシ


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