由布岳東峰(1584m)〜由布岳西峰(1583.3m) 大分県 |
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由布岳 |
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ガスに煙る東峰の頂 |
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イヨフウロ |
2009年8月8日 往路は、正面登山口から合野越を経て東峰へ。帰りは火口壁を巡り、西峰へ周回した。距離は9.1km、所要時間は5:50であった。 登山口から見上げると、中腹から上は雲の中。朝露に濡れた草原を進む。吹き渡る風は、少し冷んやりして爽やかだ。薄日の樹林に入ると、淡い緑の光が心地よい。 合野越を過ぎたあたりからガスが漂い始め、風景はぼんやりしてくる。 マタエが近づくとピンクのフウロがたくさん咲いていて、大きなホタルブクロも次々に咲いている。 東峰の頂はガスが濃く、視界は50mほど。これから向かう火口壁は、全く見ることができない。 東峰で一息入れ、岩稜が続く火口壁の稜線を下る。途中のピーク剣ノ峰を過ぎる頃からガスが切れ始め、時折西峰が顔を出す。岩場を慎重に進んでいると、すぐ近くから「ホーホケキョ」。ウグイスのさえずりは、この季節になってもまだ続いている。 火口壁の稜線を下りきったところで岩稜帯は終わり、西峰への登りにかかる。 西峰に着くと、ガスは薄くなったが視界は今ひとつ。三角点を確認して、往路で通過したマタエへ下る。 途中には、急峻な鎖場が数カ所あるが、注意をして下れば危険性は少ない。 マタエからは往路を戻る。標高1000mあたりまで下ると、ツクツクボウシの初音。ツクツクボウシは、夏の終わりが近いことを告げているようだ。 登山口から振り返ると朝のガスはすっかりとれ、緑の由布岳の上には白い夏雲が浮かんでいた。 |
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ノギラン |
緑の光に包まれた登山道 |
朝、登山口の近くから見た湯布院の雲海 |
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ホソバノヤマハハコ |
チダケサシ |
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ホタルブクロ |
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オトギリソウ |
キオン |
ウツボグサ |
リョウブ |
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シモツケ |
ヒヨドリバナ |
ヤマアジサイ |
ノリウツギ |
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