清水山(約 335m) 福岡県


キヌガサギク(アラゲハンゴンソウ)


経路概念図 クリックで拡大


山頂


オトギリソウ

 
 
ヒヨドリジョウゴ


2009年7月28日

 7月19日から26日まで続いた大雨、「中国、九州北部豪雨」による登山道の状況が気がかりであるが、比較的降水量が少なかった県南の里山を歩いてみることにする。

 往路は、みやま市本吉集落の先にある駐車場から山頂へ。帰りは、古僧都(こそうづ)林道を北へ進み、途中から支線を西へ下って出発地点に戻った。 距離は8.3km、所要時間は2:50であった。

 駐車場から車道を進み、途中から参道を歩いて清水寺へ。この寺は1200年に近い歴史を有する古刹である。本堂から三重の塔の前を通り、車道を歩いて登山道の分岐点へ向かう。

 地図のA地点で車道と分かれ、登山道に入る。登山道は明瞭で歩きやすい。途中の自然林は古い照葉樹が茂っていて、心地よい環境だ。緩やかな登りが続き、最後の急坂を一登りで山頂の広場に飛び出す。

 山頂には四阿があり、大きな石碑もある。山頂で出会ったたくさんの常連さんによると、晴れた日には有明海の彼方に雲仙の山並みも見えるそうである。しかし、この日は霞が濃く、筑後平野の先に有明海の海岸線がぼんやり見えるだけ。
 山頂では、夏草に埋もれるようにオトギリソウやヒヨドリジョウゴの花が咲いている。

 山頂で一息入れ、舗装された道を北へ進む。ほどなく古僧都林道に出会い、山頂から1.3kmの所で西へ分岐する林道の支線に入る。
 この辺りからミカン園や竹林が現れ、それらを左右に見ながら高速道路の近くまで下ってから、出発地点に戻った。
 出発前に心配していた大雨の影響は、この日歩いたルートでは全く見られなかった。
     

照葉樹林の中を通る登山道

 
ノリウツギ


カラスウリ

 
ムベの実

 
ヤイトバナ

  
   


 

ミズヒキ


シュウカイドウ


サワガニ


登山道に飛んできた
光沢が美しいタマムシ



本堂


三重の塔


ヤブミョウガ

 
清水寺 参道


五百羅漢

 

楼門

 

眼鏡橋

 



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