英彦山 中岳(約1200m)〜北岳(1192m) 福岡県




 
光を装うオオヤマレンゲ

既に実を結んだオオヤマレンゲ
 
 2009年6月19日

 麓の別所駐車場から、標記2座を経て高住神社へ周回した。距離は8.9km、所要時間は4:40であった。

 ひと月ぶりの英彦山である。目当ては、ヒコサンヒメシャラ(英彦山姫沙羅)とオオヤマレンゲ(大山蓮華)。

 正面の参山道を歩いて、中岳へ向かう。遠くからは、ホトトギスやツツドリの声が響き、近くでは、ウグイスやソウシチョウの囀りが聞こえる。

 ソウシチョウ(相思鳥)はウグイスの仲間。美しい鳥で声も良く、飼い鳥として輸入されたものが、今では九州の山で普通に見られるようになった鳥である。
 名の由来は、雌雄が互いに鳴き交わすから。仲の良さは、オシドリ以上では。

 山頂が近づくと、オオヤマレンゲが光を透して、一際美しく咲いている。顔を近づけると、良い香り。
 ヒコサンヒメシャラも満開で、白い花びらを少し染める紅が少女の頬のよう。

 中岳と北岳の間にあるブナ林は緑が濃くなり、まさに緑滴る中を進む。
 北岳からは岩道の急坂を下り、高住神社へ。途中の岩場に自生するイワタバコは葉を大きく広げ、あとひと月すれば、紫の可憐な花をつける。その頃、また訪ねたい。

 ヒコサンヒメシャラ  
   
経路概念図 クリックで拡大






クロバナイヨカズラ
 


  
シモツケ

マルバノフユイチゴ

 
      
ヤマツツジ

ドウダンツツジ

 
 
 
ユキノシタ

  

ミズタビラコ
 

青空に立つスギの古木


イワガラミ


エゴノキ

 
ニワナナカマド


ヤマアジサイ

 

クモキリソウ


サワギク


ジキタリス

 
オタカラコウ




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