大平山（３１５ｍ）　福岡県
霞んで見える山頂からの眺望
経路概念図　クリックで拡大				梢でさえずるホオジロ			２００９年６月１２日 　一週間ぶりの大平山。この日は前回と異なり、山頂から北西へ周回した。距離は１０．０ｋｍ、所要時間は２：５０であった。 　曇り空、すっきりしない中を出発する。 　昨夜見た映画の試写会「劔岳・点の記」には、久々に強い感動を受けた。 　名誉や利益を求めず、結果を急がず、誇りと勇気、そして信念を持って任務を全うしようとする測量官と、三角点を設置するために劔岳への登り道を探しながら、測量隊を導く案内人の「誰かが行かねば、道はできない」との言葉が心に深く残った。 　地図を作るために劔岳を目指した人々と素晴らしい自然を描いた映画の余韻に浸りながら歩く。 　一週間前は小さかったクチナシのつぼみは大きくなり、あと一週間もすれば白い花を開きそうだ。 　足下には赤いヤマモモの実が落ちていて、見上げるとたわわに実っている。一つぶ口に含むと、子供の頃の懐かしい味がする。 　山頂からの展望は霞で今ひとつ。山頂からは谷筋を北西へ下る。沢沿いでは、黄色いハンカイソウが満開。 　さらに下って小石原川に出会い、涼しげに咲くハナショウブを眺めながら、河畔を歩いて出発地に戻った。
ウツボグサ				ドクダミ
ヨウシュヤマゴボウ				ヒメジョオン
オカトラノオ			マツバウンラン			ハナミョウガ	ヤマモモの実
カタバミ		コナスビ			クチナシの蕾			五つ葉のクローバ
ノアザミ		タンポポ＆ヤマトシジミ			ヤマツツジ			スイカズラ
ネズミモチ				マルバマンネングサ			オオバコ
小石原川園田橋下に 植栽されているハナショウブ					ハンカイソウ
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