高見岳(538.1m)〜女岳(500.6m) 長崎県 |
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高見岳山頂 |
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照葉樹の中を通る登山道 |
2009年5月23日 高見岳から女岳にかけては虚空蔵山からの尾根続きで、ガイドブックでは3座の縦走が紹介されている。 虚空蔵山には以前登っていたので、今回は縦走路の途中から標記2座を往復した。距離は4.1km、所要時間は2:40であった。 今回の登山口は、東彼杵町ぐみのき原から北西方向へ延びている林道沿いである。 登山口に道標はないが、写真の看板の横から踏み跡がある。踏み跡を少し進むと小さな道標があり、目印も続いている。 目印に沿って人工林の中を進む。登山道はやがて急坂になり自然林の中をしばらく登ると高見岳の頂に着く。山頂は樹林の中で眺望はない。 高見岳から尾根伝いに女岳へ向かう。緩やかに下りながら進むと、次のピーク地図のBが樹林の間に見えてくる。ピークBへの登りも急であるがその距離は僅かで、程なく頂に着く。 ピークBからは、目印があって明瞭な踏み跡へ進む。しかし、目印と踏み跡は100mほど進んだところまではあるが、そこから先はヤブである。 ヤブの中で踏み跡を探すが見つけることができず、この場は基本通りに現在位置とそれまでのルートが確認できる、ピークB間まで引き返す。 この踏み跡は、多くの登山者が間違えて歩いた跡のようで、しかも目印が着いているので注意が必要だ。 ピークBで改めて登山道を探すと、草や灌木の陰になった踏み跡を見つける。しかし、その草と灌木が重なった部分には、ヘビが腰の高さのところでとぐろを巻いている。良く見ると、ヘビは毒を持つヤマカガシのようだ。 「カガシ」とは蛇の古語。そーっと話しかけるように退去を促すと、こちらの気持が通じたのか、ヘビは素直にヤブの中に消えた。 ヘビがいなくなった踏み跡を進み、人工林の小さなアップダウンを数回繰り返すと女岳の山頂に着く。 山頂には三角点があるだけで、山名を示すものはなにもない。一帯は樹林に覆われて展望もなく、地図とGPSで女岳の山頂であることを確認して往路を引き返した。 |
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登山口 手前は、ぐみのき原方向 |
エゴの花 |
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オモト |
ヤマツツジ |
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サルトリイバラ |
ガクウツギ |
ヤマカガシの黒化型? |
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ノアザミ |
キイチゴ |
クサイチゴ |
ハナミョウガの蕾 |
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女岳山頂