大平山(587m)〜四方台(619m)〜貫山(711.6m)〜周防台(606.5m)〜桶ヶ辻(568.7m)〜天狗岩(436m) 福岡県平尾台 |
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2009年5月15日 往路は、吹上峠から大平山、四方台を経て貫山へ。帰りは、広谷湿原に立ち寄り、周防台から天狗岩を経て千仏鍾乳洞へ周回した。 距離は12.8km、所要時間は6:15であった。 この日の目当ては、シラン(紫蘭)とジャケツイバラ(蛇結茨)。道沿いには、カノコソウやオカオグルマが次々に現れる。 草原と樹林の境では、ジャケツイバラの黄色い花が咲き、白いヤマボウシも咲き始めている。 途中のシラン(紫蘭)は咲き始めたところで、見頃はこれから。その近くでは、キンランの黄色いつぼみも覗いている。 貫山からの展望は雄大で、北には山口県の山並が重なり、南東には、国東半島の山々の近くに由布岳も見える。西から南には、福智山や古処山、そして英彦山まで見渡せる。 貫山からは、広谷湿原へ向かう。湿原の植物はこれからというところ。静かな湿原では、この春羽化したニホンカワトンボが羽を休めている。 広谷湿原から、周防台、桶ヶ辻を経てへ天狗岩へ向かう。桶ヶ辻のピークでは、色とりどりのパラグライダーが飛び立ち、初夏の風に乗って悠然と舞いながら遠ざかる。 見晴らしの良い稜線を天狗岩まで進み、茶ヶ床園地へ通じる登山道に入る。途中で登山道と分かれ、杣道を下って千仏鍾乳洞を目指す。しかし、杣道から分岐する千仏鍾乳洞方向へ向かう作業道に入ってすぐ道はなくなった。 引き返すことも考えたが、一帯はススキが伸び始めてはいるものの見通しは良く、地図で現在位置と千仏鍾乳洞の位置関係を確認してそのまま進む。 小さな尾根を二つ越えてしばらく下ると、地形図に載っている破線の道に出会う。その道を少し下ってみると、立派なお堂がある。 破線の道は、お堂の少し上で舗装になり、間もなく千仏鍾乳洞へ向かう道に合流して鍾乳洞の駐車場に出る。そこからは、車道を歩いて出発地点の吹上峠へ戻った。 |
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経路概念図 クリックで拡大 |
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ヤマボウシ |
シラン |
貫山からの眺望 |
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貫山 |
カノコソウ |
桶ヶ辻から次々に飛び立つパラグライダー |
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桶ヶ辻から見た新緑の里山 |
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大平山 |
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ジャケツイバラ(蛇結茨) |
オカオグルマ |
ヤマツツジ |
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キンランのつぼみ |
ソクシンラン |
タツナミソウ |
ヒメハギ |
ミヤコグサ |
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ウグイスカグラ |
広谷湿原 ニホンカワトンボ |
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翁の状態になったオキナグサ |
ノアザミ |
ツクシアザミ |
ナワシロイチゴ |
クサイチゴ |
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