蜂ガ峰(934.2m)〜尻立山(940m)〜論天山(827.6m)〜芝尻山(882m)〜間峰(907.5m)  新潟県佐渡ヶ島


間峰山頂の祠


芝尻山から見た間峰 いくつものピークを越えて行く


論天山山頂の三角点

 
経路概念図 
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尻立山山頂


芝尻山山頂

 

カタクリ


2009年4月29日

 ドンデン高原から、標記5座を往復した。距離は14、2km、所要時間は8:05であった。
 この日の予定は、雪が少なければ芝尻山から昨日登り残した雪畑山を目指すつもりであったが、積雪は思った以上に多く、行き先を雪畑山から間峰に変更した。

 ドンデン高原の駐車場からすぐ近くの蜂ガ峰、尻立山を経て論天山から芝尻山へ順調に進む。稜線は風が強く、寒さを防ぐため防寒帽を着用する。

 芝尻山から雪畑山への縦走路を進むが、積雪が多くなり雪畑山を断念。理由はドンデン高原へ通じている車道、佐渡縦貫線のゲートが閉まる17時に間に合わなくなる恐れがあるため。因みに、このゲートが開いている時間帯は、午前9時から午後5時までである。

 雪畑山への途中から引き返して、間峰へ向かう。今の日歩いてきたドンデン高原から雪畑山への縦走路上には「間峰へ」の道標があるが、道標から先は目印も少なく踏み跡も不明瞭なところが多い。この時期は残雪もあって、ルートの維持には細心の注意が必要だ。

 登山道沿いにはカタクリや白から深紅まで色の変異に富んだ雪割草(オオミスミソウ)が連なるように咲き、アマナもたくさん咲いている。

 間峰へはピークを幾つも越えるが、次から次へと現れる花を愛でながら歩いていると、疲れを感じないから不思議なものだ。

間峰の山頂からは、ドンデン高原から歩いてきた峰々が連なり、北には大佐渡の海岸線の先に日本海の大海原が広がっていた。

 縦走路から間峰へ至るルートは佐渡屈指の花の道であり、たくさんの花が咲く貴重な自然は将来にわたって保全したいものである。

オオミスミソウ




オオミスミソウ


エチゴキジムシロ


アマナ


キクザキイチゲ


エゾエンゴサク


ヒメアオキ


タムシバ


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