隠居岳 かくいだけ (669.8m) 長崎県


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山頂の三角点

 
登山口の道標


照葉樹林の登山道

 

伸び始めたゼンマイ


フデリンドウ


2009年4月13日

 佐世保市里美町の宇土越にある登山口から、山頂を往復した。距離は2.4km、所要時間は1:10であった。

 隠居岳(かくいだけ)の名称は、壇ノ浦で敗れた平家の一族が隠れ住んだとの伝説に由来している。

 登山口は、地方道の里美トンネルの真上で、旧道宇土越の峠にあり、道標があって分かりやすい。

 登山口から道標にそって尾根道を登る。登山道は、九州自然歩道と重なっていて歩きやすい。

 道沿いにはフデリンドウが次から次に咲き、日当たりの良いところではスミレがたくさん咲いている。
 吹く風は心地よく、まさに「スミレの花咲く頃〜♪」である。

 山頂が近づくと、真っ白なナシの花が咲いている。木は古く、半世紀以上前に登山者が山頂で味わったナシの種から芽生えたものであろう。

 山頂からの展望は良く、北には八天岳、東には黒髪山から牧ノ山にかけての山並みが、春の霞にぼんやり浮かんでいた。

フモトスミレ


タチツボスミレ


山頂近くに自生するナシの花


西洋タンポポ

 
咲き始めたムベの花

 
落ちてなお鮮やかな
ヤブツバキ



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