花牟礼山(1170.3m)〜ながみず山(1310.1m) 大分県


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  ながみず山


花牟礼山山頂

 
 
花牟礼山

 

山頂から見た久住連山

 
ながみず山山頂
  
2009年4月10日

 由布市中村を通る県道621号にある御幸トンネルから標記2座を往復した。距離は13.6km、所要時間は6:25であった。
 花牟礼山までは何度も歩いた道である。林道沿いではキジムシロやスミレがたくさん咲き、アケビの花も咲き始めている。
 林道を歩いていると遠くから「ポッポッポー、ポッポッポー」の声。ツツドリの初音。早くも南から渡ってきたようだ。
 展望台まで登ると、雄大な久住の峰々が重なるように見える。しばらく進むとながみず山への分岐点に着く。
 分岐点に道標はなく、ながみず山も見えないので、地図とコンパスで分岐点とながみず山の方向を確認して、まずは花牟礼山へ向かう。
 花牟礼山の最高所は三角点の位置であるが、山頂の祠や標識は三角点から少し先のやや下ったところにある。
 花牟礼山でひと休みして、先ほどの分岐点まで引き返し、ながみず山へ向かう。
 ここから先は、初めてのルートである。踏み跡は明瞭で、目印も付いている。
 灌木につかまりながら、急坂を下る。
 鞍部からはクマザサ帯となり、しばらく登るとスズタケのヤブとなる。トンネル状のスズタケの急坂を100mほどでスズタケ帯を抜ける。

 尾根に出ると、枯れたススキの原である。ススキの原の先には円錐形の万丈塔が現れ、その横にはこれから向かうながみず山への尾根筋が見える。
 尾根に沿いに、背丈ほどの枯れススキの中を進む。踏み跡が分かりづらいところもあるが、登山道を見失うことはない。
 ススキの原が終わると自然林である。目印を追いながらしばらく進むと、ながみず山の山頂に着く。

 山頂は自然林の中で眺望はない。周辺を見ると、山頂から西方向に薄い踏み跡があり、目印も付いている。
 地形図を見ると、ながみず山の西には林道が延びており、山頂から西方向へ延びている薄い踏み跡は、その林道からの登山道のようだ。
山頂で一休みした後、往路を引き返した。

 
クサボケ

   
ネコヤナギ

フクジュソウ

  
ミツバツチグリ


マムシグサ

 
クロモジ

 
イヌナズナ

 
ジロボウエンゴサク

  
キランソウ


キイチゴ


ソメイヨシノ


ヤマザクラ


モモ


ショウジョウバカマ


ヒメオドリコソウ


トキワハゼ

 

アケビ

 
ムラサキケマン

 
キケマン


ヤマルリソウ
 


トウダイグサ


オウギカズラ

 

シロバナタチツボスミレ


ヒゴスミレ


ツボスミレ

 
フデリンドウ


キスミレ


ノジスミレ


タチツボスミレ


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