砲台山(442m)〜妙見山(519m)〜足立山(597.8m)〜戸ノ上山(517.8m) 福岡県


経路概念3D図 GPSデータ (設定:高度2300m レンズ16mm  )



経路概念図 クリックで拡大
 

 
足立山からの展望 小倉市街と響灘


砲台山から見た足立山

 

戸ノ上山からの展望 見字市街と関門海峡

 

登山口の妙見神社


2009年3月29日

 今日は、所属する「山の会」の登山である。JR小倉駅に集合して、バ
スで黒原一丁目へ。そこから登山口の妙見神社へ移動。

 妙見神社で参加者26名が全員そろう。早速、あちらこちらでおしゃべ
りの花が咲き、頭上のソメイヨシノも満開である。
 有名な枝垂れ桜は、花がほこび始めたところ。見頃は十日ほど先に
なりそうでる。

 参加者が多いため、2班に分けて出発する。
 登山口から自然林が続くが、途中から人工林になる。
 急坂をしばらく登ると、稜線に出会う。そこから砲台山までは、西へ200mほど。

 砲台山の山頂は平らで広く、北東には、これから向かう足立山が、大きく迫るように見える。

 稜線を足立山に向かって進む。緩やかな傾斜が急になり、しばらく登ると妙見山への支尾根に出会う。
 支尾根を200mほど北西へ進むと、登山口の妙見神社の上宮に着く。
 妙見山は上宮の後ろ、木立の中で眺望はない。

 妙見山からは先ほどの主尾根に戻り、足立山への急坂を登る。尾根の北側は防衛省の管理地で、幅の広い防火帯が尾根に沿って続く。

 足立山の山頂は、素晴らしい展望台である。眼下には小倉の町並みが広がり、その先には関門海峡から続く響灘、そして霞む春の海には、特徴のある形をした山口県の蓋井島が浮かんでいる。

 足立山からは、急傾斜のアップダウンを繰り返しながら戸ノ上山へ向かう。話相手を見つけては前になり後ろになりながら歩いていると、つかれを知らず時間も短く感じるから不思議なものだ。

 戸ノ上山が近くなったところで振り返ると、逆光の中に先ほど登った足立山が聳え、越えてきたいくつものピークが連なって見える。

 戸ノ上山の山頂も見晴らしが良い。足もとには関門海峡が横たわり、たくさんの船が白い航跡を残しながら行き交っている。
 北東方向には巌流島が見え、その先には、関門大橋も霞んで見える。

 戸ノ上山からは、麓の寺内バス停へ下る。人家が現れるとバス停は近い。全体行動は寺内バス停まで。

 この日歩いた距離は、12.9km、所要時間は7:20である。多くの山仲間と楽しく歩いたことで、長い時間をを要したにもかかわらず、疲れは少なく爽やかな一日であった。

狛犬と思いきやイノシシの像

 
戸ノ上山 戸ノ上神社の上宮


足立山山頂

  
戸ノ上山山頂


ヤブツバキ


登山道沿い 満開のヤマザクラ


センボンヤリ

 
 
クロキ


マムシグサ

 

タムシバ

 
     


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