古処山(859.5m) 福岡県



山頂からの眺め


経路概念図 クリックで拡大


馬攻めの大岩に彫られた仏像

山頂から見た朝倉市と雲仙平成新山


芳香を漂わせるコショウノキの花

 
 
2009年3月12日

 朝倉市秋月の古処林道から、馬攻めを経て山頂へ。帰りは、屏山との鞍部からツゲの原生林を通って紅葉谷へ周回した。距離は3.8km、所要時間は1:40であった。

 この日のめあてはコショウノキの花。2週間前に登ったときは、咲き始めたところで、期待の香りはかすかであった。

 水船を過ぎるとコショウノキが現れるが、まだつぼみ。少し進むとあちらこちらで咲いていて、顔を近づけるといい香り。
 道沿いのキツネノカミソリの葉は、この2週間で2倍くらいに伸びている。

 山頂の国見岩に登ると、遠くに西には雲仙が、そして東には久住の山並みが良く見える。今日は珍しく空気が澄んでいるようだ。

 山頂からは、屏山との鞍部を経て天然記念物のツゲの原生林の中を進む。ツゲの葉は、このところの陽気で緑が濃くなってきたように思う。

 紅葉谷から渓流に降りると、ミソサザイの透き通るようなさえずりが盛んに響いてくる。

古処山は今、春の到来をを告げるコショウノキの花が咲き、小鳥もさえずり始めて、暖かな季節が巡ってきたようである。

緑の光に包まれたツゲの原生林


オオキツネノカミソリ

 

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