古処山(859.5m) 福岡県


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咲き始めたコショウノキの花


2009年2月21日

 朝倉市秋月の古処林道終点から山頂へ。  帰りは屏山との鞍部を経てツゲの原生林から紅葉谷へ周回した。
 距離は4.5km、所要時間は2:05であった。

 今日のめあてはコショウノキの花。

 コショウノキはジンチョウゲの仲間。
 名の由来は、実がコショウのように辛いから。
 花は、古処山では2月から4月初めに頃にかけて咲き続ける。
 実の大きさや形はアオキの実に似ており、古処山では6月頃赤く熟れる。

 10日前に様子を見に行った時は、つぼみが大きく膨らんだところで、ちょっと早すぎた。(><)

 今日は、花が開いていることを期待しての再登山である。

 林道の終点から最短距離で山頂へ向かう。水船を過ぎた辺りからコショウノキが現れ始めるが、まだつぼみ。
 登山道横の斜面には、霜柱が横向きにびしりと伸び出している。

 しばらく進むと次の群落に着く。一本一本の木を丹念に見ながら進むが、いずれもつぼみ。
 今日も早すぎたのであろうか、と、あきらめかけた時、岩陰に数輪咲いている木を見つけ、思わずにっこり〜^^♪
 
 顔を近づけると、やさしい芳香が漂っている。
 私たちが好きなこの香りは、満開の頃最高になる。その頃、また訪ねたい。
 

ジンチョウゲによく似たコショウノキ


天然記念物 ツゲの原生林


斜面から横に伸びた霜柱


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