古処山(860m) 福岡県


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2009年2月9日

 朝倉市秋月キャンプ場から山頂を経て八丁越ルートへ周回した。距離は8.8km、所要期間は3:10 であった。

 今日のめあてはコショウノキの花。暖かい日が続いたので、気高く香る白い花を期待しての山行である。

 歩き始めると「ツツッピー」「ツツッピー」ヤマガラのさえずりが聞こえてくる。登山道沿いを流れる渓流の水は温み、ほとばしるように流れ下っている。

 水船を過ぎると、コショウノキが現れ始める。つぼみは白く膨らんだところで、期待していた花は、もう少し先のようだ。

 15年ほど前に見つけた風穴群を過ぎ、山頂が近づいたところで、また風穴を見つけた。新しい発見に嬉しくなる。
 古処山には700回近く登ってきたが、この風穴には気づかなかった。

 風穴は登山道のすぐ横で、今まで気づかなかったのが不思議なくらいだ。
 風穴に手をかざすと暖かい空気が吹き出している。

 古処山は石灰岩の山で、山城の跡でもある。
 この小さな風穴は、鍾乳洞へ繋がり「もしかして埋蔵金が」など、など。想像を楽しく膨らませながら山頂へ。
 山頂では低い雲が急速に広がり、眺望は今ひとつ。

 山頂からは馬攻め、八丁越ルートを経て出発地点へ戻った。
 
岩の間から芽を出したキツネノカミソリ


水は温み、ほとばしる渓流
 
 

コショウノキ


ヤブコウジ

 

馬攻めから見た霞む秋月の里


新たに見つけた風穴


吹き出す暖かい空気
でできた水玉



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