皿倉山(622.2m)〜権現山(617.2m)〜帆柱山(488m)〜花尾山(351m) 福岡県


経路概念図 クリックで拡大


 
花尾山から見た山並み


皿倉山から見た北九州市街と洞海湾


皿倉山山頂


2009年2月6日

 JR八幡駅から、標記4座を周回した。距離は13.0km、所要時間は4:35であった。

 八幡駅から、煌彩の森登山口へ向かう。登山口はケーブルカー乗り場の横。ケーブルカーに乗るか歩くか、連れとは意見が合わないままケーブルカーの駅が近づく。

 ケーブルカーの待ち時間が20分以上あれば歩くことで折り合いを付け、ケーブルカー乗り場に着く。すると、タイミング良くベルが鳴り、発車のアナウンス。大慌てで切符を求めてケーブルカーに乗り込む。

 GPSのスイッチは「ON」のまま。軌跡は、駅舎からケーブルカーの中、さらに下車駅の中を通過しても途切れたり乱れたりすることなく続いている。この日、この時間帯は、人工衛星の位置が良かったのかも知れない。

 山上駅でケーブルカーを降り、ひと登りで皿倉山の山頂に着く。
 山頂からは真下に市街地が広がり、その先には洞海湾が横たわっている。
 40数年前、始めてこの頂に立った時は、洞海湾沿いの工場から、七色と言われる色とりどりの煙がもくもくと立ち登っていたが、その頃に比べると、ずいぶんクリーンな風景になったものである。

 次は、車道と重なる遊歩道を歩いて権現山へ向かう。権現山の山頂にも大きなアンテナが立っている。櫓のような展望台からは、先ほどの皿倉山や遠くには山口県の山並みが見える。

 権現山からは、往路を少し引き返して分岐点から帆柱山へ向かう。途中にはスギの大木が茂る森があり、皇后杉と名付けられた大きなスギもある。

 帆柱山の頂は樹林の中で、眺望はほとんど得られない。山頂からは帆柱の辻まで引き返して花尾山へ向かう。

 花尾の辻から遊歩道を山頂へ向かう。この山一帯は花尾城の跡で、山頂は広く、いかにも城跡という感じである。
 山頂からの展望は良く、東から南にかけては、今歩いて来た峰々を見渡すことができ、北には響灘が霞んで見える。

 花尾山からは遊歩道を歩いて登山口へ下り、出発地の八幡駅へ戻った。

権現山山頂


帆柱山山頂


花尾山山頂


スギの大木(皇后杉)


照葉樹林の中を通る登山道


アオキの実


ヤブツバキ


スダジイの大木


花尾山から




Back