大原山(354m)〜四王寺山:大城山(410.0m) 福岡県


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出発地点の焼米ヶ原

 
石仏が祀られている木原山々頂

  
四王寺山山頂


出発地点の焼米ヶ原付近から見た太宰府


登山道から見た宝満山


四王寺山史跡の礎石


2009年2月4日

 大野城市四王寺にある焼米ヶ原近くの駐車場から、標記2座を周回した。距離は7.3km、所要時間は2:40であった。

 一帯は信仰の山で城跡でもある。出発地の駐車場は車道が峠にさしかかるところである。
 まず、大原山へ向かう。登山道は、良く歩かれているようで幅も広い。途中には、所々に石仏が祀られていて札所番号がつけられている。

 大原山の山頂からは、宝満山や砥石山から若杉山への稜線が間近に見える。

 大原山から、小石垣と呼ばれている遺構に向かう。途中には、道標があって分かりやすい。遺構は、最近補修が行われたようで、積み直された石垣が新しく見える。

 次は、主城原礎石群へ向かう。道標はなく進行方向が分かりづらいが、地図を見ながら進む。途中には田んぼもあり、農道を歩く。しばらく進むと道標に出会い、道標に沿って進むと大きな礎石がたくさん並ぶ建物の跡に着く。
 礎石の状況から、一帯には大きな建物が何棟も建っていたのがよく分かり、往時が偲ばれる

 礎石群を後に、四王寺山へ続く尾根へ向かう。地図で方向を見定め、薄いヤブの杣道へ分け入る。踏み跡は明瞭であるがシダや灌木が茂り、最近人が歩いた形跡はないようだ。
 しばらく下ると車道に出る。車道を北東方向へ200mほど進んだ所に野外音楽堂への道標があり、道標に沿って進む。
 山腹をしばらく登ると音楽堂に着く。音楽堂のすぐ先で尾根の中心に乗り、四王寺山へ向かう。

 四王寺山の頂は樹林の中で眺望はない。四王寺山からは、出発地点の焼米峠へ向かう。
 途中には分岐がいくつもあって、進行方向がわかりづらいところもあるが、点在する遺構や石仏を眺めがら、出発地点に戻った。


四王寺山山頂の毘沙門天


ホトケノザ


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