岩石山 がんじゃくさん (454m) 福岡県

 

山頂


山頂からの眺望 馬見山〜古処山方面

 

経路概念図 クリックで拡大

奥の院



2009年2月2日


 添田町にある添田公園の駐車場から、滝ルートを経て山頂へ。山頂からは八畳岩を往復して、奥の院へ周回した。

 駐車場から、添田神社の西側を北へ延びる車道を進む。しばらく進むと、山側に岩石山へのルートを示す道標があり、そこで車道を右折する。
 民家の間の狭い道を抜けると山道になる。山道は自然林の中を通っていて心地よい。

 しばらく登ると滝が現れる。しかし、水流はほとんどない。この時期としては致し方のないところ。花崗岩の道をさらに登ると二の滝が現れ、次に針の耳が現れる。

 針の耳はその名の通り小さな岩の穴で、身を細くしてくぐり抜ける。やがて三の滝に着く。しかし、この滝にも水流はないが、登山道に変化があって面白い。

 三の滝を過ぎると尾根に出る。吹く風に冬の冷たさはなく、日射しもあって早春を思わせる陽気である。

  「ツッピー、ツッピー、ツッピー」頭上からは、早くもシジュウカラの囀りが聞こえてくる。この陽気に、小鳥たちも春を感じているようだ。

 尾根をしばらく登ると山頂である。山頂には、櫓のような展望台がある。展望台に登ると、樹木の枝越しに英彦山が見える。

 山頂から八畳岩へ向かう。途中には馬場跡や国見岩があり、やがて八畳岩に着く。八畳岩からの見晴らしは良く、麓の集落や英彦山の峰々が良く見える。

 展望を楽しんだ後、岩石山のすぐ近くまで戻り、分岐点から奥の院へのルートを下る。良く踏まれた登山道をしばらく下ると、祠がある奥の院に着く。

 奥の院からの展望は山頂よりも優れ、筑豊の外輪をなす馬見山から古処山、三郡山にかけての山並みは、実に素晴らしい眺めである。

 奥の院からはやや急な登山道を下り、車道へ出て出発地の駐車場へ向かう。道沿いにある梅林では、明後日の立春にあわせるかのように紅梅が咲き始めていた。
 

八畳岩


岩石山


国見岩

 

馬場跡


針の耳 中央の小さな岩穴をくぐる


一の滝


三の滝

 
二の滝


人の顔に見える人面岩


自然林の登山道



登山口ので咲き始めていた紅梅


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