摺ヶ丘 ずいがお(273.1m) 鹿児島県


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山頂

 
摺ヶ丘


山頂の石垣 砲台の跡


ツワブキ

 
2009年1月15日

 南大隅町の大泊集落から山頂を往復した。距離は2.4km、所要時間は1:30であった。

 摺ヶ丘は、大隅半島の先端に近い佐多岬の付け根に位置する山である。
この山は、地形図に山名の記載はないが、展望の山として有名である。

 出発地点の目印は、大泊郵便局である。郵便局の前の小道を道標に従って進む。小道は民家の軒先や畑の間を通り、幅、深さともに1mほどのコンクリートの小川に出会う。小川に橋はなく、飛び越えて進むと、ほどなく「登山口」の標識に出会う。

 登山口からは、ビロウが点々と生える照葉樹の中を進む。途中はかなりの急坂で、木の株元につかまりながらゆっくり登る。登山道は、良く踏まれていて、歩きやすい。

 足もとには黄色いツワブキが咲き、頭上ではハゼの葉が落ちることなく赤く色づいている。

 山頂からの展望は360度。東には太平洋が広がり西には錦江湾、そして南には佐多岬の山並みが連なって見える。

 条件が良いときは、種子島や屋久島も見えるそうであるが、この日はそれらの島影を見ることはできなかった。

 展望を楽しんだ後、往路を引き返して辻岳へ向かう。


山からみた太平洋

  
  


 

登山道


ハゼの紅葉


登山道に自生しているビロウ


登山口へは郵便局の前の道を進む


県道68号線沿い、大泊集落にある道標


民家の庭先に実っていたバナナ


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