白岩山(340.3m) 佐賀県


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白岩山山頂


人工林の中を通る登山道
踏み跡は不明瞭



2009年1月6日

  白岩山は、先ほど歩いた犬山岳と同じ杵島山地に属する山である。
 登山口は、白石町の白岩集落である。集落の上に広がるミカン園沿いの農道から、山頂を往復した。距離は0.7km、所要時間は0:35であった。

 出発地点はミカン園の最上部、農道の舗装が終わるところである。道標や目印はないが、農道を延長方向に少し進んだところで、山頂方向への切り分けを見つけ、その切り分けを進む。しばらく進むと、切り分けは等高線に沿って北へ向かい、人工林まで続いている。

 人工林に入ったところで目印を見つけた。踏み跡は薄く、目印を探しながら進む。しばらく登って、傾斜が緩くなると山頂である。

 山頂には三角点があり、私製の小さな山名標識がある。周囲は人工林で、眺望は全く得られない。一息入れてから往路を引き返す。

 農道の近くまで戻ると、すぐ近くでゴトゴト、ゴトゴトと音がする。音がする方向へ進んでみると、檻の中で何かが動いている。用心をしながらそーっと近づくと、檻の中には大きなイノシシがいて興奮気味に動き回っているではないか。

 イノシシには年に何度も出会うが、罠にかかったのを見るのは初めてである。写真を一枚撮り、大急ぎでその場を離れる。

 罠にかかった動物は危険である。登山者が不用意に近づく事も考えられるため、急いで町役場に連絡をとり、事故が起きないように早急な対応を要請した。

檻の罠にかかっていていた大きなイノシシ


オオイヌノフグリ


ホトケノザ


ハナミョウガの実




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