妙見山(444m)〜谷山(434m)〜石山(539.5m) 大分県

 

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石山

 
谷山

 
石山の三角点 
同じ日、別の登山者のよって
置かれた標識


 
谷山の山頂

   
   2009年1月5日

 宇佐市旧院内町を通る宇佐別府道路、院内インターチェンジ近くの香下ダムから、標記3座を周回した。距離は6.7km、所要時間は4:25であった。

 妙見山への登山口には、標柱があって分かりやすい。登山口から谷に沿って北へ進む。踏み跡は明瞭で、目印も付いている。
 谷を上り詰めたところが射場越である。射場越からは東へ進み、妙見山へ向かう。この山は信仰の山であり、城跡でもある。途中の平らなところには、そのことを示す大きな手洗岩がある。

 山頂は平らで見晴らしが良く、いかにも城跡という風情である。この日は霞がかかって景色はぼんやりしているが、麓には宇佐の平地が広がり、その先には周防灘が淡く見える。

 山頂からは射場越まで引き返し、稜線を西へ谷山を目指す。道標は、射場越から先にはない。目印は付いているものの、踏み跡が不明瞭なところもあるので注意が必要だ。

 稜線をはずさないように、目印を追って進む。傾斜が緩んでしばらくすると谷山の山頂である。頂からは、進行方向を北へ変える。しばらく進むと、写真の大きなヌタ場に出会う。

 ヌタ場には、イノシシの足跡がたくさんついていて、盛んに泥浴びをしているようだ。よく見ると、あちらこちらの立木に、新しい泥が付いている。この泥は、彼らが泥浴びの後にすりつけたもののようで、登山道に沿ってかなり先まで続いている。彼らもまた、歩きやすい登山道を歩いているようだ。

 ヌタ場のすぐ先から、進行方向を西北西へ変えて急坂を下る。鞍部から、急坂を上り返して小さなピークを越える。さらに進むと石山への分岐点に着く。
 ここは踏み跡が不明瞭で、地形図とコンパスで進行方向を確認する。分岐点からは、なだらかな稜線を北西へ100mほどで石山の頂である。頂は樹林の中で眺望はない。

 石山からは、先ほどの分岐点まで引き返す。分岐点からは、進行方向を南に変えて自然林の急坂を下る。踏み跡はないに等しいので、目印を見落とさないように進む。しばらく下ると鞍部に出会う。

 この鞍部は鬼落山(おにおてやま)への分岐でもある。鞍部からは進行方向を南東へ変え、浅い谷に沿ってさらに下る。

 しばらく下ると、林道に出会う。そこからは、林道を歩いて出発地点へ戻った。
 
登山口

 
射場越

 
手洗岩


境界石

 

林道への出会地点


ヒヨドリジョウゴ


ツルリンドウの実
 
 ヤブコウジ


大きなヌタ場


アオキの実

 
 
マンリョウ


フユイチゴ

 

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