久住 沓掛山(1503m)〜中岳(1791m)〜天狗ガ城(1780m) 大分県


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中岳山頂


登山道から見える涌蓋山

 
 
天狗ガ城山頂

 
2008年12月7日

 牧ノ戸から標記3座を歩いた。距離は10.9km、所要時間は6:45であった。

 晴れ、積雪は2cmほど。日の出前の気温は−10℃。ピリッとした寒気の中を出発する。

 今日の目当ては青空に映える霧氷。贅沢な望みである。歩き始めると霧氷のトンネルトンネルが続く。

 沓掛山まで登ると三俣山に朝日が射し始める。気温が低いときはこの時間、この辺りでダイヤモンドダストを見ることがあるが、今日は期待はずれ。
 下山後のニュースでは、この日阿蘇山でダイヤモンドダストが観測されたそうである。

 青空を背景にしたカラマツの霧氷は、まさに自然の芸術である。

 御池に着くと、池は全面に氷結をしていて、例年に比べて早いようだ。
 氷の状況を見ると、向こう岸へ向かって弧を描くように氷の盛り上がりが続いている。早くも「御神渡り」か、と思ったが、本来の「御神渡り」とは少し違うような気がする。
 この日の氷の盛り上がりは、その形状から一度できた氷が筋状に割れて離れ、
それが風によってぶつかったときに片方が乗り上げてできたもののようにも見える。

 この冬は気温の下りかたが順調のようで、来月になれば本来の「御神渡り」が見られるのでは、と期待をしている。   

御池にできていた「御神渡り」のような筋状の盛り上がり


阿蘇五岳

 
カラマツの霧氷と三俣山

一面の霧氷




雪の上にできた氷の結晶



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