熊ヶ畑山(533.3m) 福岡県


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山頂
(1999・7・25熊ヶ畑子ども会のプレート )


 
熊ヶ畑山


547mピークから見た英彦山


2008年10月10日

 嘉麻市・旧山田市の長原集落から、南東方向にある電波塔へ林道が延びている。その林道の途中で分岐している支線から山頂を往復した。距離は3.5km、所要時間は2:00であった。

 前述の林道分岐点はV字形になっていて、左上方向への支線へはいる。道標は、山頂に至るまで全くない。
 林道(作業道)はしばらく進むと終わり、そこから先は山道となる。
 山道の踏み跡はほぼ明瞭である。しかし、途中にはササやススキが登山道を覆っていて、分かりづらい所もある。
 林道の終点から稜線にでるまでは藪に近い状態で、目印は付いているものの、間隔が遠いところもあって注意が必要だ。

 稜線に出会って547mピークまでは人工林の稜線をたどる。登山道は明瞭で、藪もなく歩きやすい。547mピークに着くとそこには「熊ヶ畑山」のプレートが2つ付いている。
 地図とGPSで確認すると、三角点のある533.3mの「熊ヶ畑山」は547mピークから北西へ200m先にあるピークである。
 547mピークからはシカよけネットに沿って北西へ進み、山頂に到達する。山頂には地元の子供会の登山記念プレートが付けられている。

 ウェブ上で公開されている、三角点の来歴や埋設位置を示す国土地理院の「点の記」によると、山頂には明治27年に2等三角点が埋設され、その位置は、昭和56年に作成した図面に示されている。
 今回はその埋設位置図を参考に三角点を探してみたが、見つけることはできなかった。  


547mピークから見た香春岳

 
フユイチゴ


サルトリイバラの実


林道終点から稜線までの
登山道は藪の状態



シマカンギク

 
 
ビナンカズラ

 
  
ボタンヅルの花後


ヨメナ

 
 
ヤブコウジ

 
稜線の登山道


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