樋口山(1435m) 宮崎県


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山頂

山頂から見た市房山

 
樋口山


アンテナ


2008年10月28日

 県道39号線、西都市の上揚(かんあげ)地区にある、尾吐橋の少し手前(南)から上揚林道に入り、登山口へ向かう。

 登山口は、上揚林道への分岐点から約7.5kmのところである。そこは、南西方向へ林道が分岐をしていて、東側は広場で十数台分の駐車スペースがある。また、分岐点の周辺にはミツマタがたくさん生えている。

 登山口には明確な道標はないが、丸太の杭に赤テープが巻いてあり、よく見ると、小さな文字で「樋口山」と書いてある。

 この登山口から山頂を往復した。距離は5.9km、所要時間は4:15であった。

 分岐している林道を少し進むと北方向に最初の谷があり、よく見ると谷の少し奥に目印が付いている。この谷が登山道の取り付き地点である。

 取り付き地点から、いきなり急坂を登る。しばらく登ると尾根に出会う。そこからはほぼ尾根に沿って進む。

 途中では、尾根幅が広くて進行方向が分かりづらい所もあるが、目印が山頂まで続いているので、見落とさないように進む。踏み跡はほぼ明瞭であるが、所々では判然としないところもあり、注意をしながら歩く。

 稜線に出ると視界が開け、脊梁の山々が幾重にも重なって見える。稜線を南西に進み、山頂を目指す。最初のピークには、比較的新しいアンテナが立てられている。アンテナの説明はなく、目的は分からないが高さは40mを越えている。

 稜線には倒木はあるものの、スズタケは全て枯れていていて、歩くのに大きな支障はない。稜線沿いは自然林で、点在する大きなブナの木が印象的だ。
 山頂は緩やかな稜線上にあり、すぐ西には、市房山が圧倒的な山容を見せていた。 
 

古い大木に宿るカエデ

 
大木が茂る稜線沿いの自然林


稜線の登山道

 
ブナの大木

 

   
 



 

 

 

 

 
アケボノソウ


ツルリンドウの実


ママコナ

 

倒木の上で今年芽生えたカエデ

 
 
ミツマタの蕾

 


 


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