英彦山山系 黒岩山〜障子ヶ岳 (福岡県)


障子ヶ岳


黒岩山分岐点の道標


障子ヶ岳山頂


経路概念図 クリックで拡大
 

新しく取り付けられていた登山口の道標


黒岩山山頂
 
9月10日

 添田町の大南林道沿いにある登山口から、岳滅鬼峠へ通じる登山道を経て、標記2座を歩い
た。
 距離は8.3km、所要時間は3:55であった。

 登山口のすぐ下は汐井川で、道標に従って川を渡る。人工林の登山道をしばらく進むと、小さ
な稜線に出る。
 そこには「黒岩山」への道標があり、黒岩山への登りにかかる。急坂をしばらく登ると山頂へ
続く緩やかな稜線に出る。平坦に近い稜線を南東へ100mほどで山頂に着く。
 山頂は樹林の中で眺望は殆どない。

 予定では、山頂からは分岐点まで引き返すことにしていたが、山頂で周辺を眺めていると、南
東方向へ続く目印を見つけた。
 地図を詳細に見ると、危険な場所はないようであり、尾根伝いに大南林道へ降りることができ
そうだ。
 そこで予定を変え、山頂から尾根を南東へ向かい、大南林道を目指すことにする。

 踏み跡は薄く、無いに等しい状況であるが、目印は続いている。途中の岩場は、北東側に巻いて進む。次のピークは小さな岩峰で、上に立つと英彦山の南岳と中岳が近くに見える。
 自然林の尾根をしばらく進むと、大南林道に出あう。

 そこから林道を西へ進み、障子ヶ岳を目指す。
 林道をしばらく進むと、帰りに下る予定の登山道との交差点に着く。そこでは下山道を確認して林道をさらに西へ進み、障子ヶ岳の登山口へ向かう。
 障子ヶ岳への登山口は、林道が砂利道からアスファルトに変わる境目にあり、大きな案内板がある。

 案内板の所から急坂をしばらく登ると、山頂へ続く稜線の角に着く。山頂は、そこから北西に200mほどの所である。
 山頂に至る稜線にはシャクナゲが多い。歩きながらつぼみの着生状況を見ると、木によってはたくさん着いていて、花の時期が楽しみだ。

 山頂は、自然の大木が茂っている。眺望はほとんどないが、緑の木漏れ日が心地よい。

 帰りは往路を引き返し、途中で確認をしていた分岐点から登山道を下って出発地点へ戻った。




熟れたサンショウの実

 
咲き始めたオタカラコウ

 
障子ヶ岳の稜線で見みた
シャクナゲのつぼみ


 

登山口の近くで咲き始めていたヒガンバナ


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