宝山(816m) 大分県




 
登山口の宝八幡宮


山頂


宝神社境内にある妙見宮参道口
   宝山への入山口でもある


 
アキノタムラソウ

 
経路概念図 クリックで拡大


 9月8日

 九重町宝集落にある宝八幡宮から、山頂を往復した。距離は3.8km、所要時間は2:25であった。

 物価高や公的な負担が大きくふくらむこのご時世に「宝山」という山名にあやかりたいと思い、歩いてみることにした。

 登山口で出発の準備を始めると、カメラがない。忘れてはならないカメラを忘れて、意気消沈。
 カメラを忘れたのは、この3年で3回目である。
 幸いなことに、今日はカメラ付きの携帯電話を持っていたので、何とかなるだろうと気を取り直して出発する。

 登山口は由緒ある神社で、管理も行き届いていて掃き清められ、すがすがしい雰囲気である。

 登山道は、境内の赤い鳥居から妙見宮へ続く参道と重なっている。

 参道は、草が刈られていて歩きやすい。道沿いにはキセワタやヤブラン、ミズヒキなどが咲いている。

 しばらく登ると、妙見宮の手前で山頂への標識があり、そこから山道となる。
 踏み跡は最初は分かりやすいが、進むにつれて不明瞭になる。幸い、目印は着いているので、丹念に追いながら進む。

 倒木帯を抜け、続く植林帯の先で林道に出る。林道にはススキが背丈ほどに伸びているが、歩くのに大きな支障はない。

 しばらく進むと、林道の北側に山頂方向を示す小さな道標がある。道標に従って林道と分かれ、20mほど進むと山頂である。

 山頂は人工林に囲まれていて、眺望は全くない。汗を拭きながら、空だけが見える山頂で「宝山」の宝とは、山歩きで得られる健康ではなかろうかと、ふと思った。
  
 
山頂近くの林道にある道標 宝山への分岐点

 
ススキ

 
モミジガサ

 
キセワタ


オオハンゲ

 
ミズヒキ


コバノボタンヅル


ヒメキンミズヒキ

 
ヤブラン

 
ツユクサ

 
ハグロソウ


宝八幡宮で飼われている白いイノシシ


ヒヨドリバナ

 
 
ノダケ

 
ヤマホウズキ


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