城山(369m)&新立山(326m) 福岡県 


キヌガサタケ


2008年7月11日 「やませみ」日記

 今日は、親しい「山友」二人との楽しいハイキングである。

城山(じょうやま)
 宗像市の福岡教育大近くの登山口から、山頂を往復した。
登山道はクスやカシ、クロガネモチなどの大木に覆われた自然林で心地よい。

 今回のめあては、ウスキキヌガサタケとの出会いである。このキノコの命は短く、朝早くから黄色いレースのドレスをまとい始めて、数時間あとにはでしぼんでしまう。
 この、あまりにも短いショーに出合うには、そのタイミングを計るのが難しく、そのことがまた魅力的でもある。
 登山口から黄色い姿を探しながら歩いたが、残念ながら出合うことができなかった。どうも、この日はお休みのようだ。

 気を取り直して別の場所へ移動をすると、幸いにも、純白のキヌガサタケが私たちを迎えてくれた。このキノコの姿形は、ウスキキヌガサタケにそっくりで、違うのは色だけである。
 静かな竹林の中に、ひときわ目立つ純白のレースで着飾った姿は、まさにキノコの妖精である。

新立山(しんたてやま)
 この山は、権山現山とも呼ばれており、宗像市側で新立山、宮田町側で権現山と呼ばれているようだ。

 登山道は「新立山を守る会」「権現山を守る会」によってよく整備がされていて歩きやすい。
 登山道の傾斜は緩やかで、盛んに響いてくる小鳥の囀りを楽しみながら気持ちよく進む。

 山頂は木陰がたくさんあって、休むのにちょうど良い。一帯には自生の草花や植えられた花々が咲いていて、心が和む。
この日は少し霞んでいたが、天気が良ければ山頂からは玄界灘や犬鳴山系など、360度の大パノラマが展望できるそうだ。


新立山山頂から宮田方面の眺望


宮若市側の山頂標識


宗像市側の山頂標識


ヒメヒオウギスイセン


ガクアジサイ


カンナ

 
ヤブラン


ギボウシ

 
サフランモドキ


コキンバイザサ

 
ホトトギス


ムラサキニガナ

 
ホタルブクロ


ムクゲ

 
ランタナ



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